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売上高年計とはナンぞや。「経理を始める」「数字に興味をもつ」キッカケになるよ。

 
この記事を書いている人 - WRITER -
田中まさき

「売上高年計」というもの。
ご存知でしょうか。

季節変動を吸収し、最新1年間の売上の変動を示してくれる。
そういう数字であり、グラフです。

 

山梨県中央市の税理士、田中です。
売上の管理さえ出来ていれば、カンタンに作ることが出来ます。

タナカ

 

季節変動を取り除く「売上高年計」という仕組み

売上高が出そろった最新の月までの12か月間。

例えば、2018年6月13日であれば、2018年5月31日までの12か月間です。
この12か月間の売り上げを集計します。
(→ 2017年6月〜2018年5月 の売上高を集計です。)

翌6月の売り上げが確定したら、1か月ずれて、2017年7月から2018年6月まで。
この期間の売上げを集計をします。

このように、常に最新の1年間の売上高を見るようにします。
そして、並べます。
(1月までの1年間、2月までの1年間、…、先月までの1年間の売上高を、です。)

そして数字化だけでなく、もっと見えるようにしましょう。
棒グラフでもいいですし、折れ線グラフでも良いです。

すると、どうでしょうか。
季節変動を取り除いた売上高の動きが、可視化できますね。

対策も早くなる

売上高年計グラフを作ると、状況の変化の発見に役立ちます。

1年前の同じ月と比較する方法もありますが、
「たまたま先月は売り上げが少なく、その分、今月の売り上げが大きくなった」
ということもあるでしょう。

でも、売上高年計グラフなら、ちょっとしたカタヨリを吸収してくれます。
簡単に作成できますので、ぜひお試しいただければと。

作成の前提は、経理(売上管理)をしっかりすること。
これのみです。

山梨県の税理士:田中雅樹(書いている人)

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