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領収書(領収証)の保存。おススメはスクラップブック

 
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田中まさき

領収書、どのように保管していますか?

山梨県中央市の税理士、田中です。
最初に整理してしまうのが、けっきょく一番ラクです。

タナカ

 

 

領収書の保存のしかたにルールはない

保存のしかたにルールはありません。
グチャグチャにビニール袋や段ボール箱に入っていても、問題はありません。

現行のルールで、10年。
申告書(※)の提出期限の翌日から数えて、10年間保存してあれば文句ナシです。

※→法人であれば法人税の確定申告書、個人であれば所得税の確定申告書。
プラス、消費税の確定申告書です。

タナカ

 

 

整理を二度しないようにする

実際に、袋や箱の中に、ゴチャゴチャに放りこんだらどうなるでしょう。

領収書(レシート)を渡されたら、すぐに会計ソフトに入力。
→袋(箱)に放りこむ。

これなら、取り引きはすぐにデータ化されます。

しかし実際は、

  • 出張から帰ってきた社長(社員)から領収書をゴソッと渡されたり、
  • 経理担当が、いつでもすぐに会計ソフトを操作できるわけではなかったり

しますよね。

ゴチャゴチャにすると、のちのち探し出すのが大変です。
最初に整理してしまえば、探す必要が出たときにすぐ見つかりそうですよね。

整理することで、経理(会計ソフトの入力)も効率よくなります。
領収書が手元にきた→その都度入力 ではなく、1日分や数日分を、まとめて入力することができるようになりますから。

 

ルールは無いが、おススメはスクラップブック

ここで書いている「領収書」(=領収証)には、コンビニや100円ショップで買い物をしたときのレシートも含みます。

さて、一人で仕事をしているなら、領収書の管理は大したことないでしょう。
しかし、仕事に必要な買い物をする人が二人以上いる会社(もしくは個人事業者)は、経営者一人の組織よりゴチャゴチャしそうです。

そこで、わたしがおススメするのは「スクラップブック」です。

  • 経理担当者は、領収書をもらうたびにペタペタと張り付ける
  • もしくは、クリアファイルなどに1日分をためておく→夕方ころにまとめて張り付ける

会計ソフトへの入力は、スクラップブックを見ながら、翌朝あたりにまとめて行いましょう。
あるいは、数日分をまとめて。
「freee」など、レシートをカメラ撮影→仕訳を起こしてくれる会計ソフトもあります。

経理作業は、ひとつひとつは小さな作業です。
でも、その小さな作業がバラバラに発生すると、意外と時間を使ってしまいます。
であれば、たとえば翌朝あたりに前日分をまとめてやってしまうと良いです。

経理は効率的に。
理想はルーティーン化することです。

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