弱いを「半分強い」に!

お金は、アナタとならんで歩いていきます。節税・お金を残す・望みは何よ?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
田中まさき

節税って何でしょう。
税金を少なくできれば、手段を問わず、何でもする。

そんな思考でいると、税金以上のお金を失うことになるかも知れません。

 

税金は、所得(≒利益)に税率をかけて計算する

所得とは、もうけのことです。
税金は、もうけに税率をかけて計算されます。

たとえば、所得が100・税率30パーセント でしたら、

100×30パーセント=30(税金)

となるわけです。

実にカンタンですね。
(実は所得の計算が面倒なのですが。。)

 

節税とは何者か

税金を節約すると書いて、節税です。
上の例でいえば、「税金30を減らす効果のあるもの」と言えるでしょう。

“せっかく利益が出るようになったのに、税金のために働いているようだ”

と嘆いたところで、それが日本のしくみです。
「節税しないとダメだ!」と思うかも知れませんが、「納めたくない」という気持ちだけにとらわれてはダメ。

「節税」にはカラクリがあります。
誤解したまま走ってしまうと、税金どころか、余計にお金を失うことになるでしょう。

 

節税のために余計にお金を払う?

所得に税率をかけて税金を計算するのですから、所得を減らせば税金も減ります。

しかし、この所得を減らすという行為は、経費を増やすなど、基本的にはお金が出ていく行為です。

税金を納めたくないから、他でお金を使う?
それこそ、何のために働くのでしょう。

税金を払わないと、お金はたまりません。

所得(利益)が出て、仕事をしていくために必要なお金を持った上で、まっとうな節税を考えましょう。
「お金を持つ」とは、資金繰りを良くすることです。
(利益が出ている、イコール、資金繰りが良い。ではありません。)

その「まっとうな節税」も、不要なものを買ったり、過剰な接待交際費という方法ではなく。
もちろん、保険営業マンの言いなりに、保険に入るのも違います。

 

 

節税しつつ貯蓄できるiDeCo

CHANTO5月号の特集で、「iDeCo」「つみたてNISA」の記事が。
主婦だけではもったいない、真逆の独身男性にもおススメできる雑誌です。
所得が出ていて、かつ、資金繰りに余裕のある経営者であれば、iDeCoがおススメ。
iDeCoについては、後日書きます。

 

「経費になるからジャンジャン使う」もけっこうですが、不要なものに使ってはお金が無くなるだけ。
考えてみれば当然のことなのですが、「とにかく税金を払いたくない」という考え方でいると、誤解してしまうようです。
iDeCoなど、具体的な節税方法についての詳細は他の記事(とCHANTO5月号)で。

タナカ

山梨県の税理士:田中雅樹(書いている人)

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