まずはこれ！【副業・フリーランスの確定申告超入門】
税理士のタナカです。
「確定申告ってなんか難しそう…」
「副業で少し稼いだけど、申告って必要？」
そんな不安をお持ちのあなたへ。
この記事では、初めて確定申告をする副業・フリーランスの方に向けて、必要な知識をわかりやすくまとめます。
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タナカ
確定申告って何のためにやるの？
確定申告とは、
●1年間（1月1日〜12月31日）で得た所得と、
●それにかかる税金を自分で計算して申告する手続き
のこと。
副業やフリーランスで得た収入が一定額を超えると、申告が必要になります。
確定申告が必要な人とは？
次のいずれかに当てはまるかたは、原則「確定申告が必要」です：
- 副業の所得が年間20万円を超える（※給与以外）
- フリーランスとして事業収入がある
- 給与収入が2か所以上からあり、年末調整が不完全
- 医療費控除やふるさと納税などで税金を取り戻したい
申告しないとどうなる？
「バレないかも…」と思っていても、取引先からの支払調書や、同じく取引先が提出する青色決算書などから把握される可能性があります。
無申告だと【無申告加算税】や【延滞税】など、余計なペナルティが発生するリスクがあります。
申告に必要なもの
最低限、以下をそろえておきましょう：
- 源泉徴収票（給与所得がある場合）
- 収入のわかる書類（請求書・振込明細など）
- 経費がわかる書類（請求書・レシート・領収書）
- マイナンバーカード or 通知カード＋本人確認書類
- 銀行口座情報（還付用）
青色申告ってなに？
フリーランス・個人事業主は「白色申告」と「青色申告」が選べます。
青色申告は帳簿づけが必要ですが、65万円 or 55万円の特別控除が受けられるため節税効果が大きいです。
青色を選ぶなら、開業届＋青色申告承認申請書 を提出をしましょう（提出期限あり）。
申告方法と提出期限
- 提出期間：毎年2月16日〜3月15日ごろ
- 方法：
e-Tax（オンライン申告）or 郵送または税務署に持参
よくある質問
Q. 20万円未満なら申告しなくてOK？
→ 所得税は申告不要でも、住民税の申告は必要なことがあります。
Q. 副業がバレるのが心配…
→ 住民税の徴収方法を「普通徴収（自分で納付）」にすれば、会社にバレにくくなります。
■ まとめ
副業やフリーランスを始めたら、**確定申告は「義務」**です。
放置せず、早めに準備を始めましょう。
初めてでも、ちゃんと進めれば大丈夫。
不安があれば、専門家への相談も選択肢のひとつです！
タナカ
- これから初めて確定申告をする
- これまで自己流で確定申告をしてきた
- 今後の経理の精度を上げたい
- 商工会などを利用してきたが、正しく出来ていたのか
などの不安や疑問を解消してみませんか？
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山梨県の税理士：田中雅樹（書いている人）
